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2007.03.13

出会い

俺たちが出会ったのは中学1年のときだ 同じクラスの隣の席にあいつはいた 
小学校は一緒では無かったのでそいつのことを俺はまったく知らなかった
俺のあいつの第一印象は「真面目ちゃん」だった メガネをかけて休み時間はずっと小説を読んでいるようなやつだった

「こいつ、絶対頭良いんだろなぁ・・・」

自慢じゃないが俺は勉強はからっきし駄目だ といってもテストの平均ぐらいはとっているが
というわけでなんとなくこっちからあいつに声はかけづらかった


そんな四月のある日…

「クラス委員長を決めるので誰がいい人がいたら推薦してください」

もちろんあいつの行動はいろんな意味で有名だったので全員一致であいつがクラス委員長になった

「次は副委員長ですが…」

「僕は神童君がパートナーが良いと思います」

!?俺!?

「ちょ、ちょっと待てよ 何で俺なんだよ、大林?」

そう、クラス委員長が直々に俺を指名したのだ

「委員長の僕がキミがいいといってるのだから文句はないだろ」

「いや、文句って…」

もちろん文句なら有り余るほどあるのだがなんだかクラスがそんなことを許さないような空気になってきた

「じゃあ、何で全くといってほど喋ったことがない俺なんだよ?」

「キミがいると何か面白いことが起きるような気がするから…だけでは駄目か?」

…正直、こいつのことが全く分からなくなってきた いや、前からよくわからなかったが…
気が付くと、クラスから公認の拍手の嵐が…もう逃げ道は無い

「…わかりました 精一杯やらせていただきます」

こんな感じで決まってしまいこれがきっかけで2年、3年と同じクラスで同じ委員に入る羽目に…
つまり何だかんだ言って俺たちは親友になっていた

……3年の4月のクラス委員長の決まった日の下校途中

「なぁ、哲 なんで1年のとき全く知らなかった俺を選んだんだ?」

「…だから、彩人と一緒だったらなんだか面白そうになるかなって…」

「本当にそんな抽象的な理由で選んだのか?」

「…あぁ、キミを見るとそんな気がしたんだ」

「……あとでう○い棒、10本おごってやる」

「実は、副委員長なんて誰も行かなくて長引くのが嫌だったから、とりあえず適当に隣に座っていたキミを推薦したんだ」

「…そぅ」

ドカッ バキッ ドゥーン・・・ (以降、見苦しいのでカット)

……そんなわけで俺たちは出会い友となった

「出会い」~END~
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Posted by at 2010.08.27 08:41 | 編集
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