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2007.03.13

白い月

少女は星空が見たいと言った
ぼくは黙って屋上について行った
その月のように白い彼女の横顔を見ながら

少女はやっぱり寒いねと言った
ぼくは黙ってうなずいた
その月のように白い彼女の息を見ながら

少女は少し笑いながらもう駄目かもしれないと言った
ぼくは黙って彼女を抱きしめた
その月のように綺麗な彼女の頬を流れる涙を見ながら

少女は最後にありがとうと言っていた
ぼくは黙って泣いていた
その月のように白くなってしまった彼女を見ながら
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この記事へのコメント
この詩とっても好きです!

少しずつ亀の歩みでしかロキさんの作品を拝見できませんが、これは超好きです。

白い肌の少女。
まるでうさぎのよう。
僕がぎゅっと抱きしめた時、
彼女は救われたでしょうね。
涙を流しながら、別れを惜しんで、二人の淡雪のような関係がとても好きです。

なんか感動しました。
感動をありがとう。
Posted by ゆんみん at 2007.04.07 18:48 | 編集
これを書いていて何度、ハッピーエンドに変えようと思ったことか。
これも初期のものなので結構恥ずかしいですけど、一番のお気に入りだったりします。(性格悪w
いやいや、もともとの僕の書こうとしていた感じというのが「切ない・感動」というものだったのですが、力不足でなかなかかけなくて…
で、軽くユーモアの方に走ったり(彩人以下略)しちゃったんですけどw

なので感動したと言われるとこっちも感動しますよw
Posted by ロキ at 2007.04.07 20:33 | 編集
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